今月14日の母の日を前に成田空港で、カーネーションの輸入がピークを迎え、空港近くの倉庫では、珍しい青いカーネーションの出荷作業に追われています。
成田空港では、海外から輸入されるカーネーションの半数程度を取り扱っていて、毎年、母の日を前にしたこの時期に輸入がピークを迎えます。
空港近くの花を取り扱う会社の倉庫では、南米・コロンビアなどから届いた珍しい青や紫のカーネーションの出荷作業に追われています。カーネーションは赤やピンクの花が一般的ですが、この会社では20年ほど前に品種改良で青い花を開発し、現地で生産したうえで輸入しているということです。
倉庫では、貨物機で届いた青や紫のカーネーションに傷がないか点検し、束にして箱に詰めていました。
会社によりますと、青いカーネーションは母の日に向けておよそ90万本輸入される予定だということです。この会社の金山千恵さんは「ふだんとは違う珍しい色のカーネーションを、感謝の思いを込めてプレゼントし、贈った人も贈られた人も幸せを感じてほしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB