2日、大分市の病院のロビーに76歳の女性が運転する車が突っ込み、13人がけがをしました。高齢ドライバーの事故に歯止めをかけようと、官民を挙げた取り組みも続けられています。
自動車メーカーの間では、運転ミスなどによる事故を防止しようと、自動ブレーキといった安全技術を標準装備とする動きが広がっています。
マツダは、カメラとレーダーで前方の歩行者などを検知し自動でブレーキがかかる機能や、ブレーキとアクセルの踏み間違いを防ぐ機能などを、今年度中にほぼすべての車種で標準装備にします。
SUBARUも、新型のSUV=多目的スポーツ車に自動ブレーキや衝突時に歩行者を保護するエアバッグを標準装備にします。
政府は平成32年までに自動ブレーキの搭載率を90%以上にする目標を掲げていて、自動車メーカーの間で安全性能を拡充する動きはさらに広がる見通しです。
-- NHK NEWS WEB