３日、秋田県のダム湖で、山梨県から釣りに来ていた男性３人が乗ったボートが転覆して２人が行方不明になっている事故で、警察と消防が捜索を続けています。
３日午後３時ごろ、秋田県藤里町にある素波里湖で、山梨県から来ていた釣り仲間の男性３人の乗ったボートが転覆しました。このうち、甲府市の７２歳の男性は自力で岸にたどり着き、病院で手当てを受けていますが、山梨市の会社役員、中村孝さん（６５）と笛吹市の会社役員、小沢一徳さん（７６）の２人の行方がわからなくなりました。
警察や消防は、３日に続いて４日もおよそ４０人の態勢で捜索しています。これまでに３人が乗っていたと見られるボートや、釣り道具などが見つかりましたが、２人はまだ見つかっていません。
警察によりますと、３人は、船外機の付いたボートに乗ってサクラマスを釣り、岸に戻る途中で転覆したということです。
救助された男性は「３人とも救命胴衣はつけていなかった」と話しているということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB
