千葉県勝浦市の市議会の議長が、駐車場の契約をめぐるトラブルから、40歳の男性の顔を平手打ちしたとして、暴行の疑いで逮捕されました。調べに対し、容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは、千葉県勝浦市の市議会で議長を務める、寺尾重雄容疑者(65)です。
警察によりますと、寺尾議長は4日午後3時前、自分が所有する勝浦市内の駐車場で、東京都内に住む40歳の会社役員の男性の顔を平手打ちしたとして、暴行の疑いが持たれています。
警察の調べでは、当時、寺尾議長は駐車場を貸しているラーメン店の関係者2人と、契約をめぐる話し合いから口論になっていたということで、男性にけがはありませんでした。
警察によりますと、調べに対して寺尾議長は「顔に指が触れたが、平手打ちはしていない」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。
寺尾議長は勝浦市議会議員を5期務め、おととし5月から議長を務めています。
-- NHK NEWS WEB