7日夜遅く、北九州市小倉北区でアパートが全焼し、焼け跡から6人の遺体が見つかりました。アパートの部屋には、1日900円で日雇いの労働者などが入居していたということで、警察は亡くなった人の身元の確認を急ぐとともに、出火当時の詳しい状況などを調べています。
7日午後11時20分ごろ、北九州市小倉北区清水のアパート、中村荘から火が出て、木造2階建ての建物およそ300平方メートルと、隣接する住宅が全焼しました。
警察によりますと、アパートは16ある部屋のすべてに1人ずつ入居者がいて、焼け跡から男性6人の遺体が相次いで見つかりました。
また、煙を吸うなどして男性5人が病院に運ばれました。
このほか4人の無事が確認され、警察は残る1人の所在の確認を急いでいます。
アパートの管理会社によりますと、アパートの部屋には、日雇いの労働者や生活保護を受けている人などが、1日900円で入居していたということです。
警察は、亡くなった人の身元の確認を急ぐとともに、出火当時の詳しい状況などを調べています。
-- NHK NEWS WEB