金融庁は、平成26年度の有価証券報告書で売り上げを水増ししたなどとして、東京のシステム開発会社に1900万円余りの課徴金を納付するよう命じました。
金融庁が課徴金の納付を命じたのは、今月1日までジャスダックに上場していた、東京・港区のシステム開発会社「モジュレ」です。
金融庁によりますと、この会社は、平成26年度の有価証券報告書でサーバーなどを販売したように装って、売り上げを水増しして計上しました。
また、この有価証券報告書に基づいて、去年1月、投資会社を引き受け先として、合わせて3億円の株式などを発行したということです。
このため、金融庁は29日、金融商品取引法にのっとって、この会社に1900万円余りの課徴金を納付するよう命じました。
-- NHK NEWS WEB