月末の金曜日に早めの退社を促すキャンペーン「プレミアムフライデー」は今月、スポーツを楽しむことをテーマに行われることになり、スポーツ庁の鈴木大地長官が東京・丸の内のオフィス街で行われるランニングのイベントに参加してPRすることになりました。
プレミアムフライデーは、停滞する消費を盛り上げようと月末の金曜日は午後3時をめどに退社できるようにして、買い物や旅行を楽しんでもらおうというキャンペーンで、ことし2月から始まりました。
4回目の今月26日は、「スポーツを楽しもう」をテーマに行われることになり、スポーツ庁の鈴木長官が12日の記者会見で、その狙いを説明しました。
鈴木長官は当日、東京・丸の内のオフィス街で企業対抗で行われる、1人1.6キロずつ走り10人がリレーするイベントにスポーツ庁で作るチームのメンバーとして参加し、スポーツ実施率の向上などをPRするということです。
鈴木長官は「20代から40代の働き盛りの人たちのスポーツ実施率は30%程度と低い。初夏の風を感じるスポーツには最適の時に東京の『ど真ん中』から発信することで、日本全体での働き盛りの人たちの実施率を高めていきたい」と意気込みを示しました。
-- NHK NEWS WEB