「その時間が、いつか宝物になる」。この言葉で終わる、育児に奮闘する女性を描くインターネット上の動画のコマーシャル。この動画に“母親が苦労することを称賛する雰囲気が怖い” “過去の育児を思い出して見ていて苦しくなる”といった厳しい意見が寄せられ話題となっています。動画で描かれているのはいまよくある育児の姿ですが、なぜ厳しい意見が集まるのか、追ってみました。(報道局・清有美子記者 藤目琴実記者)
話題になっているのは、おむつなどを手がける大手日用品メーカー、「ユニ・チャーム」が、去年12月に動画共有サイトなどに投稿した動画のコマーシャル。
商品を直接PRするコマーシャルではなく、企業のブランドイメージを打ち出すためのブランディング広告と呼ばれるコマーシャルです。
先月、「はじめての育児に奮闘するママへの応援歌」としてツイッターで改めて紹介したところ、インターネット上でじわじわと拡散され、話題になりました。
-- NHK NEWS WEB