外資系のたばこの販売会社「フィリップ モリス ジャパン」は、主要なブランドの82の銘柄のたばこを、1箱当たり10円値上げすることを財務省に申請しました。申請が認められれば、9月1日に値上げする方針です。
発表によりますと、フィリップ モリス ジャパンは、「ラーク」や「マールボロ」、それに「パーラメント」など主要なブランドの合わせて82の銘柄のたばこを、1箱当たり10円値上げすることを財務省に申請したということです。
一方、去年値上げした銘柄のたばこや、需要が急激に伸びている火を使わない加熱式のたばこは、値上げの対象に入っていません。
値上げの理由について会社は、「たばこの需要が減少する一方で、原料費や人件費が上昇していて、品質を維持するために値上げが必要だと判断した」と説明していて、申請が認められれば9月1日に値上げする方針です。
たばこの需要が減少する中、JT=日本たばこ産業も先月、「わかば」や「エコー」など6つの銘柄を値上げしています。
-- NHK NEWS WEB