2020年東京オリンピックの野球・ソフトボールの競技会場になっている横浜スタジアムについて、横浜市はオリンピックに向けた運営会社の改修計画を受け入れ、観客席を5000席余り増設できるように規制を緩和する条例の改正案を市議会に提出しました。
横浜スタジアムの運営会社は、東京オリンピックに向けて収容人数を今より5000人余り多いおよそ3万5000人まで増やすことなどを盛り込んだ改修の計画を、球場を所有する横浜市に提出しています。
横浜市は、運営会社の計画はオリンピックを終えたあとも球場周辺の活性化につながるものだとして、計画を受け入れることを決め、関連する条例の改正案を19日に市議会に提出しました。条例の改正案は、球場がある横浜公園の建ぺい率を特別に緩和して、運営会社の計画にあわせて観客席の増設などができるようにするとしています。
また改修を終えてから40年間は、会社側が球場を管理・運営することを承認するよう求める議案もあわせて提出しました。
これらが可決されれば、ことし11月から球場の改修工事が始まり、オリンピックが行われる2020年の2月に完成する予定です。
-- NHK NEWS WEB