宅配最大手の「ヤマトホールディングス」は、ネット通販などの荷物の拡大による人手不足に対応するため、個人が利用する小口の宅配便の料金をことしの10月1日から値上げすると発表しました。
「ヤマトホールディングス」は、ネット通販などの拡大による荷物の増加でドライバーの長時間労働や人手不足が深刻になっていることから、個人が利用する小口の荷物の宅配便の料金の値上げを決めています。
値上げの時期について会社は、19日ことしの10月1日から実施すると発表しました。これまで会社側はことしの9月末をめどに値上げすると発表していましたが、利用者にわかりやすい月の変わり目に実施することにしたとしています。
値上げの幅は荷物の大きさで変わりますが、今の料金より税抜きで1個当たり140円から180円、平均で15%の引き上げとなります。
また、「ヤマトホールディングス」は、ネット通販など大口の取引先、およそ1000社とも値上げの交渉を進めています。
-- NHK NEWS WEB