２３日正午ごろ、さいたま市の市道で乗用車が自転車に乗った高校生を相次いではね、高校生３人がけがをしました。警察は、乗用車を運転していた３１歳の会社員を逮捕し、詳しい状況を調べています。
２３日午後０時すぎ、さいたま市緑区の市道で、乗用車が自転車に乗った高校生を相次いではねました。警察によりますと、この事故で高校生３人が病院に運ばれ、男子高校生１人が重傷、女子高校生２人が軽傷だということです。
警察によりますと、事故当時は複数の高校生が市道の左右を自転車で走っていましたが、乗用車は、まず道路左側の男子高校生をはねたあと、道路右側にいた女子高校生２人に接触したということです。
現場は見通しのよい直線道路で、警察は乗用車を運転していたさいたま市の会社員、條々芳彦容疑者（３１）を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、詳しい状況を調べています。
現場近くで仕事をしていた警備員の男性は「乗用車はかなりのスピードが出ていたように見えた。その後、ドーンと大きな音がして、事故が起きたことに気付いた」と話していました。また、近くの事務所にいた男性は「急ブレーキをかける音がして、ドンドンという音がしたので、外を見ると人が倒れていた。男子生徒がけいれんを起こし、女子生徒はうずくまっていた」と話していました。
-- NHK NEWS WEB
