22日に群馬県内のわたらせ渓谷鉄道の踏切で起きた点検車両の脱線事故で、24日、脱線した車両の撤去作業が行われています。車両の撤去が終わり、線路にも異常がなければ、早ければ25日にも運転を再開することにしています。
22日、わたらせ渓谷鉄道の群馬県桐生市の水沼駅近くの踏切で、JRが貸し出していた線路を点検する3両編成の列車の2両目が脱線しました。乗っていた鉄道会社の社員など7人にけがはありませんでした。
事故のあと、国の運輸安全委員会の調査官が現地で調査を行っていましたが23日に終了し、24日午前から脱線した車両の撤去作業が行われています。現場では、作業員がクレーンを使って少しずつ車両を持ち上げたり、線路の枕木を取り替えたりしていてます。
わたらせ渓谷鉄道は、群馬県みどり市の大間々駅と栃木県日光市の間藤駅の間で、現在も運転を見合わせていて、事故車両の撤去が終わり線路にも異常がなければ、早ければ25日にも運転を再開することにしています。
-- NHK NEWS WEB