日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社は、主力の定期コンテナ船事業を統合して、ことし7月に設立する新しい会社の名前を、「オーシャン ネットワーク エクスプレス ホールディングス」とすることを決めました。
日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社は、ことし7月、主力の定期コンテナ船事業を統合する持ち株会社を東京に設立することにしていて、新会社の名前は「オーシャン ネットワーク エクスプレス ホールディングス」にするということです。
また、持ち株会社のもとで実際に事業を行う会社は、コンテナ事業の国際的な拠点となっているシンガポールに設けるとしています。
コンテナ船は食料品や日用品、電化製品などさまざまなモノを運ぶ事業で、3社合わせた輸送能力は世界5位の規模となります。
新会社は船の運用を見直すなど、統合のスケールメリットでコストの削減を進め、年間およそ1100億円の業績改善の効果を実現したいとしています。
新会社は来年4月から、コンテナ船の共同運航など事業を始める計画です。
-- NHK NEWS WEB