1日夕方、東京・品川区の住宅街の交差点で、幼い男の子がトラックにはねられて死亡し、警察は、トラックを運転していた73歳の会社員の男を過失運転傷害の疑いで逮捕し、男の子の身元や事故の詳しい状況を調べています。
1日午後4時ごろ、品川区荏原の交差点で、男の子が直進してきたトラックにはねられました。警視庁によりますと、男の子は小学生とみられ、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、まもなく死亡したということです。
警視庁は、トラックを運転していた東京・品川区の会社員、佐伯吉彦容疑者(73)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。現場は、信号機がない交差点で東急目黒線の西小山駅から東に500メートルほど離れた住宅などが密集している地域です。
調べに対し、佐伯容疑者は、「前方をよく見ていなかったので、ぶつかってしまった」などと供述しているということです。警視庁は、今後、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい状況を調べるとともに、死亡した男の子の身元の確認を進めています。
-- NHK NEWS WEB