2日の東京株式市場で日経平均株価は、取り引き時間中として1年半ぶりに2万円台に上昇しました。ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が最高値を更新した流れを受け継いで取り引き開始直後から多くの銘柄に買い注文が出ているためです。
2日の東京株式市場は、取り引き開始直後から買い注文が広がり、日経平均株価は1年半ぶりに2万円台に上昇しました。
これは、1日に発表されたアメリカの雇用と製造業に関する経済指標が、市場の予想を上回ったことから景気の先行きに楽観的な見方が広がって、ダウ平均株価が3か月ぶりに最高値を更新し、投資家が積極的な姿勢を強めているためです。
市場関係者は「外国為替市場では、良好な指標が相次いでいるアメリカのドルを買う動きからいくぶん円安ドル高が進んでいて、日本の輸出関連企業の業績が上向くことへの期待感が株価を押し上げている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB