ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問が、事実上みずからが率いる政権の発足後初めて、1日夜、日本に到着し、5日間の滞在中、安倍総理大臣や経済団体との会談を通じて、日本からのさらなる投資を呼びかけると見られています。
ミャンマーでは、長く軍が主導する政権が続いてきましたが、ことし3月、民主化勢力による政権が発足し、アウン・サン・スー・チー氏は、新設された国家顧問に就任し、事実上国を率いています。
外相も兼務するスー・チー氏が日本を訪れるのは3年ぶりで、1日午後6時半ごろ、日本に住む大勢のミャンマー人が出迎える中、羽田空港に到着しました。
スー・チー氏は5日間の滞在中、安倍総理大臣や経済団体の代表と会談するほか、研究員として過ごした京都大学を訪れ、学生たちとパネル・ディスカッションを行うことになっています。
ミャンマーでは先月、外国からの投資促進を狙った新たな法律が成立したばかりで、今回の訪日にはチョー・ウィン国家計画・財務相が同行しているほか、30社余りのミャンマー企業の代表も続いて訪れることになっています。
スー・チー氏は先月の演説で、「経済成長がなければ民主主義も根づかない」と述べ経済に本腰を入れる姿勢を示していて、今回の訪問で日本からのさらなる投資を呼びかけると見られます。
-- NHK NEWS WEB