業績不振の続く総合スーパー、イトーヨーカ堂は、来年2月までに群馬県と神奈川県の合わせて2店舗を新たに閉鎖することになりました。
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、業績不振の続く傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂の経営を立て直すため、来年2月末までに20店舗の閉鎖を決める予定です。
会社によりますと、イトーヨーカドーの群馬県藤岡市の藤岡店を1月末までに、神奈川県厚木市の厚木店を2月末までに閉鎖することを決めたということです。
会社ではすでに、千葉県の東習志野店と新浦安店、愛知県の豊橋店と犬山店、京都府の六地蔵店、岡山県の岡山店の合わせて6つの店舗を来年春までに閉鎖することにしていて、すでに閉鎖した店舗も含めると16店舗の閉鎖が決まったことになります。会社では引き続き、閉鎖する店舗の選定を進めるとともに、存続する店舗については、食品部門の強化や専門店の誘致などを通じて、業績の改善を図ることにしています。
-- NHK NEWS WEB