2日のニューヨーク株式市場は、アメリカ経済は堅調だという見方から買い注文が出てダウ平均株価は値上がりし、およそ3か月ぶりに取り引き時間中の最高値を更新しました。
2日のニューヨーク株式市場は、この日発表されたアメリカの雇用統計は市場の予想を下回ったものの雇用の堅調な伸びを確認できたとして買い注文が出ています。
このため、ダウ平均株価はことし3月1日の取り引き時間中につけた最高値の2万1169ドルを超えて値上がりし、およそ3か月ぶりに記録を更新しました。
また、ダウと並ぶ代表的な株価指数で、IT関連の銘柄が多く上場するナスダック市場とS&P500の指数も、そろって取り引き時間中の最高値を更新しています。
市場関係者は「失業率が低下していることに加えてアメリカの主要な企業の業績も底堅く、アメリカ経済の先行きは堅調だという見方が広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB