国を挙げてサッカーの強化に取り組んでいる中国で、アルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシ選手のテーマパークが開園することになりました。
テーマパークは江蘇省南京に再来年開園する予定で、アルゼンチン代表のエースでスペイン1部リーグの強豪、バルセロナに所属するメッシ選手にまつわる20余りのアトラクションが設けられます。
中にはVR=仮想現実やAR=拡張現実と呼ばれる技術を使って、メッシ選手の華麗な足技や緩急自在なドリブルなどを一緒にプレーしているような感覚で体感できるアトラクションも設けられるということです。
運営会社が1日に北京で開いた発表会に参加したメッシ選手は、「これまでに経験したことがない感覚を味わってもらえれば」と話していました。
中国は大のサッカー好きとして知られる習近平国家主席を中心に国を挙げてサッカーの強化に取り組んでいて、高額の移籍金で外国の有名選手を獲得したり、ヨーロッパのチームを相次いで買収したりするなど関連の投資も増えていて、テーマパークの開園は中国でのサッカー人気をさらに高めるものとなりそうです。
-- NHK NEWS WEB