基本給やボーナスなどを合わせた、ことし4月の給与総額は平均27万5000円余りで、前の年の同じ月を0.5%上回りました。
厚生労働省が全国のおよそ3万3000の事業所を対象に行った調査の速報値によりますと、基本給やボーナス、残業代などを合わせた、ことし4月の給与総額は、働く人1人当たりの平均で27万5321円でした。これは前の年の同じ月を0.5%上回り、2か月ぶりに増加しました。一方、物価の上昇分を差し引いた実質賃金は、横ばいでした。
厚生労働省は「賃上げの影響で賃金は引き続き増加傾向にあるが、今後の動向を注視したい」としています。
-- NHK NEWS WEB