東京・八王子市の住宅で、首から血を流した男性の遺体が見つかり、ルームシェアをしていた27歳の男が殺人の疑いで逮捕された事件で、男は、以前から「殴られた」などと繰り返し110番通報をしていたことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は2人の間に何らかのトラブルがあったと見て調べています。
この事件は、6日朝、東京の八王子警察署に本田拓也容疑者(27)が「人を刺して殺した」と自首し、八王子市内の住宅で会社員の古田賢司さん(27)が首から血を流して死亡しているのが見つかったもので、警視庁は首や腹に刃物で刺されたような痕があったことなどから、本田容疑者を殺人の疑いで逮捕しました。
これまでの調べで、2人はこの住宅でルームシェアをしていて、本田容疑者は調べに対し、「我慢の限界だった。暴力を振るわれていた」などと供述しているということです。
その後の調べで、本田容疑者がことし2月ごろから5日までに、「殴られた」などと繰り返し110番通報をしていたことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、2人の間に何らかのトラブルがあったと見て詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB