9日の東京株式市場は、イギリスの総選挙の最新の議席予測で与党・保守党が当初の予測と比べいくぶん議席を増やすという見通しが示されたことで、警戒感が和らいで買い注文が広がり、株価は値上がりしています。
日経平均株価、午前の終値は8日より180円64銭高い2万89円90銭。東証株価指数=トピックスは4.88上がって1595.29となっています。午前の出来高は13億4451万株でした。
市場関係者は、「イギリスの総選挙は、与党・保守党は過半数の議席には届かない可能性があるものの、当初の予測よりも若干増えると伝えられたことで、警戒感がいくぶん和らぎ、買い注文につながった。また、海外企業の買収案件を発表した一部の銘柄が値上がりしていることも、日経平均株価を押し上げている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB