家具や日用品を販売するニトリは、去年2月から5月までに販売した台所用家具の一部で、扉のガラスが外れるおそれがあるとして、1万台余りを無償で修理すると発表しました。
発表によりますと、ニトリが無償で修理するのは、去年2月から5月までに販売した台所用の家具で、「レンジ台メイ LT RE1860 ホワイト」と、「食器棚メイ SK1860 ホワイト」の合わせて1万台余りです。
ことし1月、この2つの商品のうち、「レンジ台メイ」を使用していた女性が、扉のガラスが落下して右足の指にけがをしたということで、会社が調べた結果、扉にガラスを取り付ける接着剤が不足し、ガラスが外れるおそれがあることが明らかになったということです。このため、中国にある同じ工場で製造された商品も合わせて、扉を無償で交換することを決めました。
問い合わせ先の電話番号は、0120−209−993で、土日、祝日も含めて、午前10時から午後6時半まで受け付けています。
ニトリは、「誠に申し訳ございません。さらなる品質向上を進め、満足いただける商品の開発に取り組んでいきます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB