9日のロンドン外国為替市場は、イギリスの総選挙で、与党・保守党が過半数の議席を確保できなかったことを受け、通貨ポンドが主要通貨に対して売られ、大きく値下がりしています。
9日のロンドン外国為替市場は、イギリスの総選挙で、与党・保守党が過半数の議席を確保できなかったことで、政権運営が不安定になり、EU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる交渉に影響が出るという懸念が広がり、イギリスの通貨ポンドが売られています。
このため、円に対して2%程度下落して、1ポンド=140円を挟んだ値動きになっているほか、ポンドはドルに対しても大きく値下がりしています。
一方、9日のヨーロッパの主な株式市場は、イギリスの総選挙で保守党が過半数の議席は確保できなかったものの、市場がもっとも警戒していた政権が交代する事態にはならないという見方から、買い注文が出ていて、ロンドン市場も含め、株価は小幅に値上がりしています。
市場関係者は、「今後、政権がどのような形になるのかや、それがEUとの離脱交渉にどう影響するかを見極めたいという投資家も多い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB