来年春に小学校に入学する子どもたちを対象にしたランドセルの予約販売会が埼玉県川越市で開かれ、大勢の親子連れでにぎわっています。
川越市のイベント会場では、職人が手作りしたランドセルを中心に、およそ400個が展示、販売されています。
価格は5万円から7万円ほどが主流で、会場には小学校入学を控えた子どもたちが両親や祖父母とともに訪れ、ランドセルの重さを確認したり、背負った姿を鏡に映したりして、思い思いのランドセルを買い求めていました。
都内から訪れた30代の母親は「種類が多くて迷いますが、6年間使うものなので、子どもが気に入るランドセルを選んであげたいです」と話していました。
主催したイベント会社によりますと、ランドセル商戦はかつては年末年始がピークでしたが、手作りの商品などへの人気が高まり、今では、夏休みの前にランドセルを買い求める人が増えているということです。
イベント会社の安田裕樹代表は「子どもや親にとって、ランドセル選びは一大イベントなので、よいランドセルを見つけて笑顔で帰ってほしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB