愛知県内の東名高速道路で今月10日に起きた、乗用車と観光バスの事故。観光バスのドライブレコーダーには衝突の瞬間をとらえた衝撃的な映像が記録されていました。
ネット上では、衝撃的な映像とともに、バスを運行していた愛知県の「東神観光バス」の対応に触れる書き込みも多く見られました。(名古屋局・早瀬翔記者、ネットワーク報道部・後藤岳彦記者、野田綾記者、岡田真理紗記者)
「緊急リリース6月10日20:30」。事故の当日、東神観光バスの会社のホームページにアップされたプレスリリース。A4サイズ2枚の分量ですが、的確な情報が詰まっていました。
冒頭には事故について、まず、おわびの言葉が。そしてバスが午前5時半前に車庫を出てから午前7時半前に事故が起きるまでの経路や事故から30分後の午前8時には、担当者が現地に到着し対応にあたったとの状況も記されています。
さらには、「対向車線より乗用車が中央分離帯を越えて突入し、バスと衝突」と事故の状況も伝えています。これらの情報提供を可能にしたのが、バスに設置されたドライブレコーダーの映像でした。
-- NHK NEWS WEB