ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンの車を日本に輸入する会社「フォルクスワーゲン グループ ジャパン」のドイツ国籍の常務執行役員が、今月、東京都内などで覚醒剤を使ったとして警察に逮捕されました。調べに対し、「コカインを使ったことは認めるが、それ以外の薬物は使っていない」と供述し、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのはドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンの車を日本に輸入する会社「フォルクスワーゲン グループ ジャパン」で常務執行役員を務めるドイツ国籍のジーベルト・トーマス容疑者(53)で、警察によりますと、今月初め、東京都内などで覚醒剤を使ったとして覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
税関が海外からの郵便物を調べたところ、薬物とみられるものが見つかり、警察と税関が常務執行役員の自宅を捜索するなどした結果、尿から覚醒剤の陽性反応が出たということです。
警察によりますと、調べに対し常務執行役員は「コカインを使ったことは認めるが、それ以外の薬物は使っていない」と供述し、容疑を否認しているということです。警察は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB