安倍総理大臣は、政府の健康・医療戦略推進本部の会合で、日本の製薬会社などの海外展開を推進するため、官民共同で新たな組織を発足させ、日本の持つ医薬品の安全管理のノウハウなどを新興国で普及させることを目指していく考えを示しました。
政府は、医薬品の開発や日本の製薬会社などの海外展開を推進するため、14日に総理大臣官邸で健康・医療戦略推進本部の会合を開きました。
この中で、安倍総理大臣は「新興国の事情や期待も踏まえ、『ウィンウィン』の形で日本企業が進出できるよう、日本の医薬品産業のプレゼンスを高めていく」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、政府、学会、医療関係者など官民共同で新たな組織を発足させ、日本の持つ医薬品の安全管理のノウハウなどを新興国に普及させることを通じて、日本の製薬会社などが海外に進出しやすい環境整備を図る考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB