神奈川県寒川町のアパートで大麻を栽培していたとして、36歳の会社員が逮捕・起訴されました。関東信越厚生局麻薬取締部の調べに対し、「密売人から大麻を買うと警察に発覚するリスクがあるので、種から自分で栽培していた」と供述しているということです。
関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室によりますと、神奈川県寒川町の会社員、冨田聡被告(36)は先月、自宅アパートの部屋で大麻草を栽培するなどしていたとして逮捕され、今月、大麻取締法違反の罪で起訴されました。
先月23日に行われた自宅の捜索で、栽培を始めたばかりの大麻草など24株や乾燥大麻、それに栽培に使う照明器具などが押収されました。
調べに対し「密売人から大麻を買うと警察に発覚するリスクがあるので、以前、買った大麻に含まれていた種から自分で栽培していた」と供述しているということです。
麻薬取締部は、大麻の乱用や栽培事件などで若い世代が摘発されるケースが増えているとして警戒を強めています。
-- NHK NEWS WEB