父の日の18日、和歌山県白浜町の動物公園では、14頭の子どもを持つオスのジャイアントパンダ、永明(えいめい)に好物の竹などが贈られました。
和歌山県白浜町の動物公園、アドベンチャーワールドで飼育されているオスのジャイアントパンダ、「永明」は14頭のパンダの父親です。
父の日の18日、飼育員から感謝の気持ちを込めてプレゼントが贈られました。プレゼントは、好物の竹や、にんじんが入った氷、それに「サンドバッグ」です。屋外の運動場に現れた永明は、竹を見つけると早速、おいしそうに食べ、サンドバッグで遊んでいました。
永明は24歳で、人間に換算すると70歳ほどだということですが、去年もメスの良浜(らうひん)との間に子どもをもうけています。
1歳の子どもと妻とともに訪れた30代の会社員の男性は「すごく元気で、70歳には見えないです。これからも生涯現役で、元気な子どもを育んでほしい」と話していました。
飼育員の遠藤倫子さんは「足腰を鍛えるなど健康づくりをしながら、来年、春の繁殖に向けて準備を進めていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB