19日朝、福岡県内の国道で74歳の女性が運転する普通乗用車が中央分離帯を乗り越え反対車線を走っていた軽乗用車に衝突するなど3台が絡む事故がありました。この事故で、衝突された軽乗用車を運転していた会社員の男性が死亡し、警察が当時の詳しい状況を調べています。
事故があったのは、福岡県筑紫野市の国道3号線で、警察によりますと、19日午前6時15分ごろ、普通乗用車が中央分離帯を乗り越え、反対車線を走っていた軽乗用車に衝突しました。
軽乗用車は、さらに後ろから来たトラックに追突され、運転していた福岡県太宰府市の会社員小島秀二さん(48)が病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
また、反対車線に飛び出した普通乗用車を運転していた74歳の女性とトラックを運転していた66歳の男性の2人が胸などにけがをしましたが、いずれも命に別状はないということです。
現場は片側2車線の直線道路で、事故を目撃した人は警察に対して「普通乗用車が左側の車線に入ろうとしたあとすぐに右側へそれて中央分離帯を越え、反対車線にはみ出した」などと話しているということです。警察は当時の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB