20日夕方、東京・江東区で、解体中の4階建ての倉庫から火が出て、消防が消火活動にあたっています。消防によりますと、これまでにおよそ5000平方メートルが焼け、1人がけがをしたということです。
20日午後4時すぎ、東京・江東区新砂で解体中の4階建ての倉庫から火が出たと119番通報がありました。
消防車43台が出て、消火活動を行っていますが、一時、大量の黒煙が立ち上り、東京消防庁によりますと、これまでにおよそ5000平方メートルが焼けたということです。
現在は、火と煙の勢いは収まりつつありますが、この火事で、22歳の男性がけがをして病院で手当てを受けているということです。この倉庫を所有する会社によりますと、乳製品などの物流センターとして使われていましたが、ことし3月から解体工事を行っていたということです。
東京消防庁は消火活動を続けるとともに、火が出た原因を調べています。現場は、東京メトロ・東西線の東陽町駅から300メートルほど離れた場所にある、会社やマンションが多く建ち並ぶ一角です。
-- NHK NEWS WEB