皇太子さまは、デンマークへの親善訪問を終えて21日帰国し、「将来の交流の一層の進展を確信し、心強く思いました」と感想を表されました。
皇太子さまは、午前11時に政府専用機で羽田空港に到着し、貴賓室で出迎えた宮内庁の幹部や政府関係者らとあいさつを交わされました。今月15日から1週間の日程でデンマークを訪れた皇太子さまは、日本との外交関係樹立150周年を記念するさまざまな行事に臨まれました。そして、デンマークが国を挙げて取り組む再生可能エネルギーに関する施設や企業を相次いで視察されました。
皇太子さまは、今回の訪問を振り返って文書で感想を表し、2国間の友好親善関係が深く根付き発展していることを目の当たりにしたとしたうえで、「将来の交流の一層の進展を確信し、心強く思いました」と述べられました。そのうえで、自然と人間の関係の在り方について国際社会が経験を共有し学び合う時代になっているなどとして、「そういった取り組みが全世界的に進むよう、私の今回の訪問が一つのきっかけとなればと希望します」と記されました。
-- NHK NEWS WEB