富山県に本社がある飲料メーカー「北陸コカ・コーラボトリング」は、富山県など6つの県で販売されたペットボトル入りの飲料水にカビが混入したおそれがあるとして、およそ31万2000本を自主回収すると発表しました。
発表によりますと、自主回収するのは北陸コカ・コーラボトリングが富山県、石川県、福井県、長野県、新潟県、山梨県の6つの県で販売したペットボトル入りの飲料水「い・ろ・は・す 塩れもん」555ミリリットルです。
キャップの部分に記載された、賞味期限が「2018年1月21日」で、製造所固有記号が「180121ーHT」の商品、およそ31万2000本です。
商品は富山県砺波市の工場で製造されていましたが、今月19日に商品を購入した人から「異物が入っている」と連絡があり、調べたところ、カビが混入していたということです。
会社によりますと、このカビに毒性はなく、今のところ健康被害の情報はないということですが、この工場で同じ時期に製造された商品の自主回収を決めました。
会社側に連絡すると、宅配業者が回収に訪れ、後日、代金相当のプリペイドカードを送ることにしています。
問い合わせの電話番号は、0120−360509で、22日以降、午前9時から午後6時まで受け付けます。
北陸コカ・コーラボトリングは、「お客様に多大なご心配をおかけし、おわび申し上げます。今後、このようなことがないよう一層の管理体制の向上に努めます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB