22日朝早く、宮崎県日向市で大型トラックが交差点で乗用車と衝突したあと近くの建物に突っ込み、乗用車の男性1人が死亡したほか、双方の車に乗っていた合わせて3人が大けがをしました。
22日午前6時前、日向市日知屋の県道と市道が交わる交差点で大型トラックと乗用車が出会い頭に衝突し、はずみで大型トラックが交差点のそばにある建物に突っ込みました。
この事故で、乗用車の助手席に乗っていた広島県東広島市の会社員、川崎憲二さん(47)が全身を強く打って病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
また、乗用車に乗っていたいずれも広島県に住む21歳と45歳の男性と、大型トラックを運転していた宮崎県門川町の36歳の男性の合わせて3人が足の骨などを折る大けがをしました。
大型トラックが突っ込んだ建物は木造平屋建てで、事務所として使われていて、事故が起きた時、中に人はいませんでしたが、衝突で激しく壊れました。
この建物と同じ敷地に住む男性は「大きい音で目が覚めて外に出たら、事務所がめちゃくちゃに壊れていた。乗用車に乗っていた人の中に容体が厳しい人がいたのですぐに救急車を手配した」と話していました。警察が事故の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB