民事再生法の適用を申請した大手エアバッグメーカー、タカタの経営トップの高田重久会長兼社長は26日、記者会見を開き、再建の見通しが立った段階で経営破綻の責任をとって、会長と社長を辞任する意向を明らかにしました。
この中で、タカタの高田会長兼社長は「これまでご支援、ご協力いただいたすべての関係者、債権者の皆さまにご迷惑をかけ、心より深くおわび申し上げます」と述べ、陳謝しました。
そのうえで高田会長兼社長はみずからの進退について「スポンサー企業への事業譲渡が実行されれば、会社の再建の見通しはつくと考えている。事業譲渡までの適切な時期に私は経営責任をとって辞任し、次期経営陣に引き継ぐ所存だ」と述べ、経営破綻の責任をとって会長と社長を辞任する意向を明らかにしました。
-- NHK NEWS WEB