民事再生法の適用を申請し、26日は終日、売買停止となった大手エアバッグメーカー、タカタの株式は、27日に売買が再開されましたが、取り引き開始直後から売り注文が殺到して値が付かない状態が続きました。
最終的には、売買停止の前の今月23日の終値と比べて50円安い110円と、1日の値下がり幅の限度となるストップ安の水準で取り引きを終えたものの、なお大量の売り注文を残しています。
東京証券取引所はタカタの株式の上場を来月27日に廃止すると発表しており、株式が売買できるのはその前日の来月26日までとなっています。
-- NHK NEWS WEB