先月の全国の完全失業率は3.1%で、前の月と比べて0.3ポイント悪化しました。完全失業率の悪化は、去年11月以来、6か月ぶりのことです。
総務省によりますと、先月の就業者数は、6547万人で、前の年の同じ月に比べて76万人増え、53か月連続で増加しました。
一方、完全失業者数は210万人で、前の年の同じ月に比べて7万人減少し、84か月連続で減少しました。
季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は3.1%で、前の月と比べて0.3ポイント悪化しました。完全失業率が悪化したのは、去年11月以来、6か月ぶりのことです。
これについて総務省は「企業の人手不足が続き、よりよい条件を求めて離職する労働者が増えていることがあげられる」としています。
また、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は、前の年の同じ月に比べて5万人増えて、2003万人でした。
-- NHK NEWS WEB