29日のニューヨーク株式市場は、前日に値上がりしたIT関連の銘柄を中心に、利益を確定させようという売り注文が広がったため、ダウ平均株価は167ドル値下がりしました。
29日のニューヨーク株式市場は、アメリカの独立記念日の祝日を来週に控え、投資家が、休暇に入る前に利益を確定させようと、前日に値上がりしたIT関連の銘柄を売る動きが広がりました。
このためダウ平均株価は、前日より167ドル58セント安い2万1287ドル3セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「金融関連が金利が上昇したことで収益の改善が期待できるとして値上がりした一方、IT関連の下げ幅が大きかったため、全体として、値下がりした。IT企業の株価は、過熱気味だという見方からこのところ売られやすくなっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB