福岡市に本店がある「西日本シティ銀行」は、今回の大雨の被害で通帳や印鑑を無くした人が当面の生活資金に困らないよう免許証などで本人確認ができれば預金の引き出しに応じることを決めました。銀行では、各地の支店や出張所の窓口で預金の引き出しや相談に対応することにしています。
福岡財務支局や大分財務事務所、それに日銀は、銀行などの金融機関に対し、今回の豪雨で災害救助法が適用された福岡県の朝倉市と東峰村、大分県の日田市と中津市の被災者への支援を要請しました。
具体的には、豪雨の被害で通帳や印鑑をなくした人に対しては、当面の生活資金を確保できるよう、運転免許証などで本人確認ができれば、窓口で預金の引き出しに応じることを求めています。
また、被災地域の企業などが緊急の融資を受けたり返済を遅らせたりする手続きを最小限にして負担を軽くすることなどを要請しました。
-- NHK NEWS WEB