喫茶店チェーンの「コメダ珈琲店」を展開する名古屋市の会社が、和歌山市の喫茶店の外装などが極めて似ているとして店舗の使用禁止と賠償を求めていた裁判で、6日までに和解が成立したことがわかりました。
喫茶店チェーンの「コメダ珈琲店」を全国で展開する名古屋市のコメダホールディングスは、和歌山市の「マサキ珈琲中島本店」の外装や店内の席の配置などが極めて似ているとして、店を経営する会社ミノスケに対し、店舗の使用禁止と2000万円余りの賠償を求める裁判を東京地方裁判所に起こしていました。
この裁判で5日に和解が成立しました。これについて、コメダホールディングスは「和解はしたが、守秘義務があり、詳細はコメントできない」とし、ミノスケの代理人の弁護士事務所は「取材には応じられない」とコメントしています。
コメダ側によりますと、この裁判とは別に、ミノスケ側の外装などが極めて似ているとして、店の使用禁止を求める仮処分を東京地方裁判所に申し立てたところ、去年12月に裁判所が使用禁止の決定を出し、これを受けて、ミノスケ側が外装などを変えていたということです。
-- NHK NEWS WEB