6日のニューヨーク株式市場は、アメリカの長期金利が上昇したことや、経済指標が市場の予想を下回ったことなどから、ダウ平均株価は158ドル値下がりしました。
6日のニューヨーク株式市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が金融政策を引き締める方向に向かっていることが意識されてアメリカの長期金利が上昇したことや、雇用に関する指標が市場の予想を下回ったことなどから、売り注文が広がりました。
このため、ダウ平均株価は、前日より158ドル13セント安い2万1320ドル4セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「アメリカに加えてヨーロッパ中央銀行も金融緩和を見直す方向を示しているため、一部の投資家がリスクをとることに慎重になっている。景気を判断するのに重要な雇用統計が7日に発表されるのを前に示された経済指標がふるわなかったことも、売り注文につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB