7日のニューヨーク株式市場は、アメリカの雇用統計が市場の予想を大幅に上回ったことから、買い注文が出てダウ平均株価は90ドル以上値上がりしました。
7日のニューヨーク株式市場は、雇用統計で市場が注目した農業分野以外の就業者数が予想を大幅に上回って増えたことから買い注文が広がりました。このため、ダウ平均株価は前日より94ドル30セント高い2万1414ドル34セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「雇用の堅調な伸びが確認できたことから、景気の先行きに前向きな見方が広がり、買い注文が続いた。市場ではアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が金融の引き締めをどのように進めていくかに関心が集まっていて、投資家は来週アメリカ議会で予定されているイエレン議長の証言内容に注目している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB