任期満了に伴う奈良市長選挙は９日に投票が行われ、無所属で現職の仲川げん氏が、接戦の末、３回目の当選を果たしました。
奈良市長選挙の開票結果です。
▽仲川げん（無所属・現）当選、６万１９３４票
▽山下真（無所属・新）５万９９１２票
▽朝廣佳子（無所属・新）２万４７２票
▽井上良子（共産・新）１万６１５票
現職の仲川氏が、接戦の末、山下氏や、自民党が推薦する朝廣氏らを抑えて、３回目の当選を果たしました。
仲川氏は４１歳。石油開発会社の社員やＮＰＯ法人の役員を経て、平成２１年の奈良市長選挙で初当選しました。
選挙戦で、仲川氏は、行財政改革や教育環境、医療体制の充実など２期８年の実績を強調するとともに、観光産業などを支援して地域の経済を活性化させたいと訴えました。
その結果、自民党、民進党、公明党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を得て３回目の当選を果たしました。
-- NHK NEWS WEB
