朝の出勤時間をずらし通勤ラッシュを緩和する「時差Biz」と名付けたキャンペーンが、企業や自治体などが参加して11日から都内で始まり、小池知事が参加企業の取り組みや関連施設を視察しました。
「時差Biz」のキャンペーンは、都内近郊で深刻な通勤ラッシュを緩和するとともに、会社から離れた場所で働く「テレワーク」などを推し進めようと、東京都が呼びかけて行われます。
11日から今月25日までの期間中、およそ260の企業や自治体などが参加して社員の時差出勤などに取り組むことになっていて、初日の11日は小池知事が各地の様子を視察しました。
このうち都営大江戸線の新宿西口駅では、最も混雑するとされる午前8時から9時の間を避けて出勤する通勤客を応援しようと、大手日用品メーカーの社員らが飲み物を配布する様子を視察しました。
視察を終えた小池知事は「いろいろな企業と連携し、働き方を変え生産性をあげることで、満員電車から少しでも解き放たれればいい。働きやすさに対する共感が生まれれば取り組みは定着すると思う」と話していました。
-- NHK NEWS WEB