12日のニューヨーク株式市場は、FRB=連邦準備制度理事会のイエレン議長が追加の利上げを緩やかに進めていく考えを強調したことから、ダウ平均株価は120ドル以上値上がりしおよそ3週間ぶりに最高値を更新しました。
12日のニューヨーク株式市場は、FRBのイエレン議長がアメリカ議会下院の公聴会で、経済成長を維持するために追加の利上げを緩やかに進めていく考えを強調したことから、幅広い銘柄に買い注文が集まりました。
このためダウ平均株価は、前日より123ドル7セント高い2万1532ドル14セントで取り引きを終え、およそ3週間ぶりに最高値を更新しました。
市場関係者は、「最近の好調な経済指標を受けて、FRBは、利上げのペースを速めるのではないかと身構えていた中で、イエレン議長が慎重に進める考えを示したため、投資家の間に安心感が広がった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB