ＪＲ九州の「ななつ星」などを手がけたデザイナーが担当した観光列車が今月２１日から横浜市と伊豆半島の間で運行されることになり、１５日、車両が報道関係者に公開されました。
公開されたのは東急電鉄と伊豆急行が共同でＪＲ横浜駅と伊豆急下田駅の間で運行する観光列車、「ＴＨＥ ＲＯＹＡＬ ＥＸＰＲＥＳＳ」です。
１５日は、沿線の自治体や会社の関係者、それに車両のデザインを担当したデザイナーの水戸岡鋭治さんが出席してセレモニーが行われました。水戸岡さんはＪＲ九州の豪華観光列車、「ななつ星」など数々の観光列車のデザインを手がけたことで知られています。
「ＴＨＥ ＲＯＹＡＬ ＥＸＰＲＥＳＳ」は８両編成で、乗客の定員はおよそ１００人と観光列車としては国内最大級となっています。車内は木をふんだんに使った内装となっていて、本が並ぶコーナーや書斎があるほか、親子席や子どもが遊べるスペースが設けられた車両もあります。
さらに、結婚式やミニコンサートなどさまざまな用途に使うスペースがある車両や、食事を楽しめる車両なども設けられています。この観光列車は今月２１日から運行されます。
-- NHK NEWS WEB
