政府は来年、明治元年から150年を迎えるのにあわせて、当時の歩みを次世代に伝えようと、今年度中をめどに明治期の貴重な文書や写真などを内閣官房のホームページで公開するなど、140余りの施策を行うことにしています。
政府は来年(平成30年)に明治元年から150年を迎えるのにあわせて、明治時代の日本の歩みを次世代に伝えようと、明治時代の資料の収集や保存、それに、各地で行われるイベントへの支援など140余りの施策を行うことにしています。
具体的には内閣官房のホームページに「明治150年」のポータルサイトを今年度中をめどに開設し、収集した明治期の貴重な文書や写真などを公開します。
また、明治政府が全国5か所に建設した「五大監獄」の1つ、旧奈良監獄を民間事業者と協力してホテルなどとして再利用するほか、明治期の建築物を訪れるツアーなど、文化や歴史に触れる旅行商品の開発を旅行業者に促すとしています。
さらに、政府は、政府の施策とは別に独自の取り組みを行う民間企業や財団法人などの運営する博物館などとも連携して、イベントの充実を図りたい考えです。
-- NHK NEWS WEB