4日、富士山の山梨県側の7合目付近で男性1人が滑落するのを目撃したという通報があり、警察が捜索したところ、5日、付近の沢で東京・八王子市の32歳の男性が死亡しているのが見つかりました。
4日昼すぎ、富士山の山梨県側、7合目の山小屋付近で「男性1人が滑落するのを見た」と、近くにいた登山者から警察に通報がありました。警察は、4日に続いて5日も山岳救助隊が捜索したところ、午前11時半ごろ、7合目付近の沢で男性1人が死亡しているのが見つかりました。警察によりますと、死亡したのは東京・八王子市の会社員、峰尾俊彦さん(32)で、友人と2人で、3日、山梨県側の吉田口登山道から富士山に登っていたということです。そして4日午前11時ごろ山頂に到着したあと、下山途中に滑落したと見られるということです。警察は、一緒に登山をした友人から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB